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日本遺産認定記念『かさましこ焼き物語』バスツアー【益子】後記

令和2年6月にかさましこ(笠間市と益子町)が、文化庁により日本遺産の認定を受けたことを記念し、両地域の住民を対象とした周遊ツアーを開催いたしました。
11月28日(土)に続き今回は、笠間市民20名限定で12月5日(土)に益子町の周遊ツアーを行いました。
初めに、益子町大羽地区をおさめていた宇都宮朝綱が隠居するにあたり建立した尾羽寺の阿弥陀堂に始まると伝えられる地蔵院や鎌倉時代初期に宇都宮朝綱が土佐の賀茂明神を迎えて創建した綱神社。平安時代807年創建と伝えられている大倉神社。三十三代宇都宮正綱までが埋葬されている宇都宮家の墓などを見学しました。この4か所は場所が近いのでバスを近くの駐車場にとめて歩いて見学しました。

次に、道祖土地区にある濱田庄司記念益子参考館に行きました。ここは、濱田庄司の作品の他、自ら蒐集し参考とした外国の工芸品等が展示してある施設です。県指定文化財の上台や貴重な登り窯の見学など濱田庄司の世界観を味わいながら楽しまれていました。

お昼は、益子の素材をいかしたランチが人気の道の駅ましこ内「ましこのごはん」です。ガラス張りの明るい外観は、道の駅周辺の里山が折り重なる様を取り入れています。窓からのぞく里山の風景を楽しみながらお食事ができるので、参加者の皆様からも大好評でした。

午後は、西明寺からスタートです。茎が四角の形をした四方竹や国指定文化財の三重塔・楼門などを見学しました。境内には、まだ少しだけ赤く染まった紅葉を見ることが出来ました。

次は、焼き物のお店がたくさん立ち並ぶ城内坂地区にある陶芸メッセ・益子/益子陶芸美術館です。ここには、濱田庄司の母屋や今回の認定を記念し開催されている企画展「益子を彩る陶芸家たち 〜コレクションにみる個人作家の系譜〜」などの見学をしました。また、美術館では濱田庄司や島岡達三といった益子を代表する陶芸家の作品も常設展示されています。

最後は、同じく城内坂地区にある日下田藍染工房です。目の前に72の藍甕が並ぶ作業場で藍染について説明をしてくださり、皆様には焼き物以外の益子の手仕事のぬくもりを感じていただける機会となりました。

また、各施設では、ボランティアガイドの方々がクイズ形式で楽しめる工夫をしてくださったり、ガイドブックには載っていないようなディープな情報も知ることが出来たりと約8時間のツアーでしたが、あっという間に終わってしまいました。

これからも、笠間市と益子町両地域の交流を図りながら、新たな魅力の発見やそれぞれの文化への理解を深めるていければと思います。
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①地蔵院・綱神社・大倉神社・宇都宮家の墓:栃木県芳賀郡益子町大羽2350
②濱田庄司記念益子参考館:栃木県芳賀郡益子町益子3388/TEL:0285-72-5300
(https://mashiko-sankokan.net/)
③道の駅ましこ:栃木県芳賀郡益子町長堤2271/TEL:0285-72-5530(http://m-mashiko.com/)
④西明寺:栃木県芳賀郡益子町益子4469/TEL:0285-72-2957(http://fumon.jp/)
⑤陶芸メッセ・益子 益子陶芸美術館:栃木県芳賀郡益子町益子3021/TEL:0285-72-7555(http://www.mashiko-museum.jp/)
⑥日下田藍染工房:栃木県芳賀郡益子町城内坂1/TEL: 0285-72-3162