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「ラテンの工芸」展

会期:2023年2月18日(土)~7月9日(日)

場所:濱田庄司記念益子参考館(栃木県芳賀郡益子町益子3388)

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濱田庄司は、1950年代から積極的にスペイン、メキシコ、中米諸国の工芸品や手工芸を盛んに集め紹介しました。昭和39年(1964年)5月には日本橋三越にて、濱田が監修者となり新たに収集した民芸品を紹介する「スペイン民芸展―併催 メキシコ民芸展」を開催しました。スペインとメキシコの現代の工芸を大々的に紹介した国内初の展覧会は、当時大きな反響を呼びました。今回の企画展ではこの展覧会に出品されたと思われる品が多く展示されており、また、その十年後に出版された「世界の民芸」に掲載の品と重なります。その蒐集は失われた文化の遺物ではなく、現在進行形の「民芸」の探求活動の数々であり、「海外の国々の「民芸」を冠しない民芸品を自由に紹介して、現在とやかくいわれるあやしい民芸品と見較べ、見直していただく機会にもなってほしい」「結局、素直に民芸をみることは、一応「民芸」の名を忘れることだ」と、同書で濱田が語っているように、自ら作り上げた「民芸」という概念を世に再認識させるための蒐集とも言えるでしょう。

コレクションの中でイギリスの工芸、中国•朝鮮•日本などの東洋の工芸と並び中核を成す、ラテン文化の人びとの品々を、この度一堂に展覧いたします。

ラテンと一口に言いましてもその範囲は広く、スペイン、メキシコ、中米諸国に加え、フランス、イタリアの工芸も展示します。明るい太陽の日が降り注ぐような、ほがらかで彩り豊かな力強い品々をぜひお楽しみください。

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開館時間:9時30分〜17時(入館は16時30分まで)

休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館)/年末年始/展示替え休館年2回/ほか、臨時休館あり

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<アクセス>

●公共交通機関をお使いの場合

・東北新幹線/東北本線(宇都宮線) 宇都宮駅下車

→関東自動車路線バス「益子駅前」行き50分→「益子参考館入口」下車 徒歩5分

・東北新幹線/東北本線(宇都宮線)小山駅→水戸線下館駅→真岡鐵道益子駅

→益子駅より徒歩40分/タクシー10分

・秋葉原駅→茨城交通 関東やきものライナー(笠間駅経由)→陶芸メッセ入口下車 徒歩20分

●お車をお使いの場合

・東北自動車道 都賀JCT→北関東自動車道 真岡IC→益子(真岡出口より25分)

・常磐自動車道 友部JCT→北関東自動車道 桜川筑西IC→益子(桜川筑西出口より30分)

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入館料
大人 1000円(900円)
中高生 500円(400円)
障がい者とその介護者1名800円
年間パスポート2500円(購入日より一年間有効。記名本人のみ)
*カッコ内は、団体(20名以上)料金
*小学生以下は無料
〇2022年7月16日(土)より入館料を改定いたしました。

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<お問合せ>
公益財団法人 濱田庄司記念益子参考館

Tel/Fax 0285-72-5300

https://mashiko-sankokan.net/

開館30周年記念 1958~ 益子個人陶芸の夜明け

 

 

開催期間 2023年4月16日(日)-7月17日(月・祝)

昭和30年に入ると、益子には陶芸を志す若者が数多く訪れるようになります。本展では1958年から70年頃益子に入った、加守田章二を始めとする陶芸家たちを紹介します。
濱田庄司が築いてきたそれまでの益子とは異なる、独自の作風を追求し、益子の一時代をなした陶芸家たちの作品をお楽しみください。

●お問い合わせ 益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子 TEL:0285-72-7555   FAX:0285-72-7600
●開館時間 【9:30~17:00】
●HP:http://www.mashiko-museum.jp/